現時点で既に、スマートフォンからのトラフィックの大半はWebKitベースのmobile Safari を載せたiPhoneが大半。それに加えて、今年の後半から来年にかけて、同じくWebKitベースのブラウザーを載せたAndroidケータイが怒濤のようにリリースされるし、業界1・2位のNokia、SamsungもWebKitの採用を決定している。もちろんPalmのブラウザーもWebKitベースだ。Microsoftが足踏みをしている間に、WebKitがスマートフォンのデファクト・スタンダードになってしまう事はほぼ既成事実だ。
つまり、パソコン側ではInternet Explorerのために数年かかるHTML5の普及が、スマートフォン側ではわずか1〜2年のうちに実現されてしまうことになる。それも、ウェブアプリを提供する側としては、「まずは今大半のトラフィックを稼いでいるiPhoneをターゲットにする」という大義名分のもとにあまり大きなリスクを取らずにHTML5のウェブアプリの開発に投資できるというメリットもある。
そんなこんなで、パソコン側でこれほど有利な立場にありながら、スマートフォンの世界では土俵際に追いつめられた感のあるAdobe。WebKitという戦略兵器を軸に手をがっちりと手を組んだGoogleとApple。思いっきり出遅れてしまったがOS・ブラウザーのシェアと資金力だけは誰にも負けないMicrosoft。この戦いは目が離せない。
Life is beautiful: 「Flash vs. HTML5」という構図がはっきりと見え始めたぞ、と (via yaruo) (via magao) (via comsmet)
